小型虚無炉
虚無領域から引き上げた「何もなさ」を封じ込め、そこへ物質が落ち込む際の位置エネルギーを取り出す動力炉。理屈は単純です。落とすものさえあれば、永久に回ります。
| 出力 | 1.2MW eq. |
|---|---|
| 連続稼働 | 400日 |
| 保証期間 | 30日 |
| 取扱資格 | LV.2 以上 |
ArcaHortus / 提携・協力機関 / VOID Tech Industries
虚無を「観測すべき現象」と呼ぶ機関があります。「封じるべき危険」と呼ぶ機関もあります。当社はそれを原材料と呼びます。深く潜り、引き上げ、使えるようにして、お売りする。創業以来、事業はそれだけです。
深淵から引き上げた素材を、そのまま、あるいは加工してご提供いたします。ご使用にあたっては末尾の免責事項を必ずお読みください。
虚無領域から引き上げた「何もなさ」を封じ込め、そこへ物質が落ち込む際の位置エネルギーを取り出す動力炉。理屈は単純です。落とすものさえあれば、永久に回ります。
| 出力 | 1.2MW eq. |
|---|---|
| 連続稼働 | 400日 |
| 保証期間 | 30日 |
| 取扱資格 | LV.2 以上 |
星喰が通過したあとに残る残滓を、素材として使える粒度まで落とす装置。当社の主力製品です。倫理委員会の審査に最も時間がかかった製品でもあります(申請から認可まで七年)。
| 処理量 | 12kg/日 |
|---|---|
| 純度 | 94.2% |
| 保証期間 | 14日 |
| 取扱資格 | LV.3 以上 |
設計は S.H.R.O.S.、製造は当社が請け負いました。設計図どおりに作っております。稼働後の挙動に関するお問い合わせは設計元へお願いいたします。現在 SECTOR-03 にて稼働中(自走中)。
| 演算系 | 非決定 |
|---|---|
| 停止手順 | 未確立 |
| 保証期間 | なし |
| 設計 | S.H.R.O.S. |
採取作業に伴う境界の揺らぎを一時的に抑える消耗品。境界線観測財団より「効果が確認できない」との指摘を頂戴しておりますが、当社の試験では有意な差が出ております。
| 容量 | 20L 缶 |
|---|---|
| 有効期限 | 180日 |
| 区分 | 消耗品 |
| 取扱資格 | 不要 |
数量を入力いただくと概算をその場で表示いたします。免責条項は数量に応じて追加されます。
※ 概算です。正式なお見積もりには追加の免責条項が付帯する場合があります。
※ 条項は数量に応じて増えます。減ることはありません。
1,480,000 CR
ここから先は、当社の事業のうち
お客様がご覧になる部分ではありません。
製品は、深さ 8,000 メートル相当より
下から引き上げられています。
そこに何があるのかを、
当社は説明したことがありません。
説明できないものにも、値段はつきます。
DESCENDING ── 現在深度 -8,140m eq.
虚無は、掘れば出てきます。
問題は、掘った穴が塞がらないことです。
当社の主たる技術は、採取そのものではありません。採取したあとの穴を、可能なかぎり小さく保つ技術です。境界線観測財団より繰り返しご指摘を頂戴しておりますとおり、当社の採取実施日と境界安定度の低下日には一致が見られます。因果については、当社は主張も否定もしておりません。
それでも当社は潜ります。より深く、より長く。深度が 100 メートル増すごとに、引き上げられる素材の純度は 0.4% 向上します。数字はそれだけのことを言っています。
※ 納入実績と穴の数が一致しているのは、偶然ではございません。製品一件につき、穴がひとつ増えます。
※ 閉塞していない穴の所在地は、取引先限定にて別途開示いたします。
お取引先各社より頂戴いたしました文書の一部を、掲載の許可を得て紹介させていただきます。
当該事業者の採取実施日と、境界安定度の低下日は一致している。因果は主張しない。一致のみを報告する。
観測点 B-17 / 観測員 № 0442
04:17:22 現着。危険等級 I と申告あり。実測 IV。02 名離脱。以後、当該事業者の申告値は使用しない。
第1即応大隊「猟犬」
設計は正しい。製造で壊れている。誤差 0.008 の公差指定を守った形跡が見当たらず、この点については再現実験を提案する。実に興味深い。
監査部
※ 本頁を箱庭次元研究機構ポータル内に掲載するにあたり、同機構の監督機関より以下の注記の併載を求められております。当社の見解を示すものではございません。
深く潜れば潜るほど、引き上げられるものは増えます。当社はこれからも、より深くへ。